横濱蕎麦 傳介
仕事納めの午後。
今年も布常更科か?と思ったけど、
いろいろあって横浜方面。
どうせなら行ったことのない店へ!
ということで選んだのは傳介。
近くは通るのに、知らなかった。
13:00過ぎて落ち着いたかな?と思ったら
まだ並んでた。
外から見える白壁に丸窓。
中は狭そうだが。
扉を開けるとごま油のいい香り。
テーブル席がいっぱいでカウンターへ。
見ると、厨房の作業が目の前。
このライブ感が面白い。
メニューは品数絞って実直な感じ。
コースも用意してる。
もう少し落ち着ける空間ならいい選択か。
ランチセットも3品用意で抜かりなし。
年末なので年越し蕎麦の予約もやってる。
連れはビールで。
この後、会社の納会に戻るので、
ガチ呑みは無理。残念!
私は目についた「湘南ゴールドサイダー」
をよく分からないまま。
まずは本日のおすすめから
「旬、牡蠣天ぷら」¥1200
大粒の牡蠣が4個で岩塩とライム添え。
厚ぼったりして見えるけど意外と軽やか。
中がジューシーなのでそうなるのかな。
次に「鴨焼き こがし九条ねぎ」¥1200
くわ焼き鴨の上にねぎを天もりにして
バーナーで炙ってた。
時期柄、“カモネギ”は鉄板です。
三品目は「米卵のだし巻き」¥750
米卵とは、米を餌にした鶏卵。
あまり出汁を効かせず、しっかりめ。
他の客には焼の硬さを確認してたけど。
メインの蕎麦はランチセットから。
連れは「豚きのこせいろ+とろろ御飯」¥1000
まぁ、今年もとろろ押し。
私は「せいろ+小天丼」¥1000
天丼は種は3種だけど、海老が大きい!
天ざる頼んだ気になれば十分。
それより、丼の出来上がりと蕎麦の時間差で
天婦羅の衣がちょっと残念に。
蕎麦の方はキリッ締まって歯切れのいい、
いい蕎麦でした。
ただ、香りはこの時期にしては控えめ。
笊に小盛ですが、まぁ足りなければ
¥200で大盛りにもできるし。
蕎麦湯はこんな感じ。
辛汁は少し甘めな印象で、蕎麦湯で割ると
後味をあまり引かないあっさり感。
蕎麦の印象に合うものでした。
連れが驚いていたのがこの黒七味。
少しだけ蕎麦に振って啜れば、鮮烈な辛さ。
全然わさびは使ってなかったな。
横浜駅周りは他の蕎麦屋も多く、
決して便の良い立地の店ではないけど、
奇をてらわず、シンプルな蕎麦で
期待以上の店でした。
(年末に蕎麦が不味いとテンション下がる)
あと、あの狭さでフロアの方一人は
正直オーバーフローでは?
片付けや配膳が追い付かなくて、
待たせているのはもったいない。
神奈川県横浜市神奈川区沢渡2-4 YSビル 1F
045-620-0545
11:00〜14:00、17:30〜21:00