車屋(新年会)

有休奨励日の平日金曜。

今年の新年会は会長発案で

随分久しぶりな車屋さん。

そば連の会合としては20年ぶり。

 

入ると待合スペースに火鉢。

炭のにおいと温もりに癒されます。

 

奥の8人部屋に通され、早速メニュー決め。

チェックの末、無難なセレクトに落ち着く。

 

一品目は自家製鴨ロース。

鴨独特の味と炙った香りが際立つ旨さ。

 

二品目は出汁巻き玉子。

いたって普通のだし巻きです。

 

会長のセレクトは二八そばに天ぷらをつけたセット。

(普通の天せいろに付くそば寿司が無い)

 

私はいつもの鴨せいろ。

温かいつけ汁に歯ごたえある鴨がゴロゴロ。

 

蕎麦湯です。

 

まだ余裕があるのでデザートでも頼むか?

と思ったら、会長がこの後の為に抑えてと。

まぁ腹八分目くらいが店の印象も良いかも、

と思い直し満足して退店しました。

 

 

東京都八王子市越野 3-10

042-676-9505

 

 

…おまけ。

 

二次会はカフェ家和楽というところ。

会長夫婦がよく訪れるらしい。

 

私はネルドリップの珈琲にリンゴのフロマージュ

会長は渋沢栄一ブレンドにあんみつ。

ご馳走様でした。

やぶ森

今にも雨が降りそうな土曜日。

等々力方面で蕎麦屋探して『蕎麦前ながえ』に

向かったが開店前から満席の張り紙!

まじか~!とここは頭を切り替えて

駅前の『やぶ森』へ。

 

11時開店の店だが比較的空いている。

メニューに目を移すと季節もので牡蠣天がある。

牡蠣天盛りにそそられつつ、ここは上天盛りで。

 

天だねは茄子等の野菜3種といか天、

二つに切った穴子天に海老天。

天つゆも塩も付かず辛汁で食べる。

辛汁は出汁の主張の少ないマイルドなバランス。

蕎麦は細切りで喉越しも良い。

量も十分満足。

 

蕎麦湯はこんな感じ。

 

駅前1分の場所柄、普段はもっと混むのかな?

肴も充実しているし普段使いに良い蕎麦屋です。

 

 

東京都世田谷区等々力3-5-6

03-3701-0149

 

おまけ。

帰りの等々力駅構内で見つけた『代官山青果店』の

フルーツサンドが旨かった!

 

手打ちそば のはな

蒸し暑い3連休初日。

ずっと二子玉で旨い蕎麦屋を探してた。

駅前の喧騒から住宅地の中に

割と新しい蕎麦屋があると知り訪問。

徒歩五分、多摩川諏訪神社の裏手に発見!

 

割と早く店じまいすると聞いてたので

ひやひやしながら着席。

店内は見る限り二人掛けテーブル3つと

6人掛け大テーブルのみの設え。

 

メニューは超シンプル。

つまみになるようなものは無し。

壁を見ると、八月の営業は金土日だけらしい。

しかも営業は昼のみ!

週6時間のみの営業となる幻のような店。

 

とりあえず数量限定とある

冷やしかけ蕎麦はあるか?と尋ねたら

まだあるとの事。

天せいろも気になるが、これを注文。

 

程なく現れたそれは、

いわゆる”ぶっかけスタイル”。

おろしとオクラ、カイワレに千切りの山芋。

さっぱりと滋味。

 

蕎麦湯に湯呑がつく。

 

隣席の顔なじみらしき上品な女性二人の話を

聞くともなく聞いていると、

設えの花がわからず興味をそそるらしい。

レッドジンジャーが正解らしい。

生姜の花かぁ。

 

会計時、いつ頃から店を始めたのか尋ねると

丁度コロナの時期と被ったらしい。

「のんびりやってます」

と、いたずらっぽく笑うご主人。

大変だと思うけど二子玉では貴重な良店。

頑張っていただきたい。

 

 

東京都世田谷区玉川3丁目26−6

03-3709-4210

千尋庵

GW初日の土曜日。

今年も蕎麦屋からスタート。

向かったのは豪徳寺の反対側

住宅地の中にある千尋庵へ。

 

開店時間すぐだったけど店内は満席。

40分ほど待って着席。

メニューはシンプル目に抑えてある感じ。

メニューに棒ニシンがあるので注文してみたら

今日は無いとの事。

卵焼きはハーフもあるとの事で、そちらに。

 

蕎麦の注文は私は海老かきあげせいろ。

連れは穴子天せいろで。

 

天ぷらから先に。

掻揚げは見事な揚がりっぷり!

高さは10㎝以上はある。

天つゆは付かず塩でいただく。

 

穴子天は皮目サクサクで身はふわり。

さつま芋天が付く。

 

蕎麦は共通。

盛りの良い蕎麦は喉越しも良い。

辛汁は主張しすぎない良いバランス。
こういうのがいいんだよ…

 

あっという間に食べ終わる。

蕎麦湯はこんな感じ

 

お会計時、まだ待っている人がいたので

早々に店を出る。

 

経堂の周りは良い蕎麦屋が多いが

豪徳寺とちょうど中間くらい?の立地で

これだけ人気なのが良い店であることを

証明している。

ご馳走様でした。

 

東京都世田谷区赤堤1-17-1

03-3427-4773

 

もっとあなたの蕎麦に 志向庵

福生蕎麦ハシゴ二件目。

『もっとあなたの蕎麦に 志向庵』という店。

洒落か?

 

靴を脱いで上がるとスリッパは無し。

段差のある店内はセントラルヒーティング。

 

メニューを見ると

こちらも桜えびメニューは終了。

ただ、にしん蕎麦に高遠そばや越前おろしそば!

気になる…

 

ふと壁を見ると、

…これで行きましょう。

 

ということでミニ天重にもり蕎麦のセット。

 

蕎麦は程よい量で香りも立つ。

が、何より辛汁の鰹節系の主張がかなり強い。

ちょっとバランスが独特。

 

ミニ天重はお重のサイズは普通。

何がミニかというと御飯の詰め方が薄い。

まあタレが万遍なく浸みていいかも。

 

蕎麦湯です。

 

テーブルの上に七味が二種?

片方は店のオリジナルブレンドらしい。

一口試してみれば良かった。

お土産でも売ってる。

そういえばオリジナル?Tシャツも玄関で売ってたし

色々と面白いお店です。

 

 

東京都福生市志茂68

042-551-2843

手打そば 喜郷

久しぶりに”蕎麦屋ハシゴ”。

昔、小作までの通勤で通ってた青梅線に乗って、

福生に行ってきました。

すぐ横が米軍横田基地

 

まず一件目は『手打そば喜郷』。

入り口右に打ち場が見えますね。

 

開店直後の入店。客は私一人。

メニューを見ると無難なところは抑えてある。

この地にしては強気な価格設定。

こういう時は基本に返って。

 

まずは「だし巻き玉子」の(小)。

小でも十分なボリューム。

出汁が染み出すそばから食べていく。

 

メインは冬の「鴨せいろ」。

今は通年食べられるけど。

 

蕎麦は星も飛んでいるが香りは控えめ。

つけ汁は思わず鴨を探してしまったが、

薄い鴨肉が三枚。

しかし鴨の出汁は濃厚で、脂が浮きすぎてもいない。

 

蕎麦湯はこんな感じ。

私が一番客なのでそば粉足しているのが解る。

つけ汁が濃い目なのでたっぷり楽しめた。

 

店内は今どきの蕎麦屋的にJazzが流れてる。

この店はこれ!ってメニューがあれば
(桜えびかき揚げに期待してたが漁期外した)

普段使いできる良い店でした。

 

 

東京都福生市本町72-2

042-553-0708

潮(新年会)

色々あって忘年会がのびのびの新年会に。

平会員の行きつけ、『潮』です。

今回も会長とサシで蕎麦。

 

事前に¥4400のコースをお願いし、

足りないようだとアラカルト追加で。

まずは「先付け」。

シンプルにお浸しだけど、これがおいしい。

丁寧な仕事がコースの幕開けにピッタリ。

 

会長は店の設えに興味津々。

星撮影用のカメラでそこかしこを撮影。

いい味の木桶。

店の上側にはご主人の木彫り像が見下ろしています。

 

意表をついて二品目は「茶碗蒸し」。

一口目で牡蠣の味が口中に広がる。

 

三品目は「サーモンの西京焼き」。

 

四品目は「蕎麦掻き」。

もっちりというよりふわふわの食感。

 

会長は入り口の設えの中の金魚が気になる。

 

五品目の揚げ物は「下仁田葱」!

これがさっくりジューシーで旨かった。

 

後追うように蕎麦が到着。

細切りの香り立つ蕎麦です。

つゆはどっしり濃い目の東京風。

 

蕎麦湯はこんな感じ。

片口で供されます。

 

まだ少しお腹に余裕があるので二品追加。

一つはおかみさんお勧めの「穴子煮凝り」。

白焼きを煮凝りにしてあります。

 

もう一つは「出汁巻き卵」。

やっぱりこれが無いとさびしい。

何もつけずに丁度良い風味。

 

最後はデザート。

この捻りが楽しみであったりします。

「春山苺」と名の付くそれは、

あまおうの甘酸っぱさと抹茶の香りが立つ絶品。

 

ふと、木桶の中に金接ぎの片口。

この仕事にほれぼれします。

すっかり満足して本日は終了。

今日は大将の姿が見えなかったけど、

外に勉強に出ているとの事。

何歳になっても貪欲な姿勢、脱帽です。

 

東京都国分寺市西元町2-18-11

042-359-2898