しらかめ
「ちよだ猫まつり」に行く前に、どこかで昼飯…
ということで、経堂で途中下車して蕎麦!
改札出て南か北か?今回は南のしらかめに決定。
狭い商店街を抜けて住宅地の中、ありました。
1:00前だったけど既に満席。
ボーっと立ってたら、フロアの方に
「お天気もいいですし、日向ぼっこで座ってらしたら
お呼びいたしますよ?」と笑顔で言われる。
確かにでかい図体が入り口塞いでたら邪魔だよな。
程なく席が空き、カウンターじゃなくテーブル席に。
照明は落とし気味で壁に向かって座る3人席。
壁には乱暴な漆喰塗りのような絵がかかってる。
紙を束ねたメニューが飲み物と食事で分かれてる。
見ると、なかなか蕎麦前も日本酒もそそる感じ。
つーか、酒飲みにはたまらん!って感じ。
…まぁ私は下戸なんですが。
フロアの方に「お酒は無しで?」と念を押される。
見た目、酒飲みによく誤解されます。
厨房は店主ご夫婦が切り盛りする店なので、
混んでいると時間差ができます。
なので、蕎麦前一品目は早そうな
「おつまみ三点盛り」¥900
メニューで気になった3品が少しづつ食べられる。
全て別皿で供されます。左から
・鴨ロース
鴨らしいレバー香もあり、しかもジューシー。
・豆腐味噌漬け
漬かり過ぎない豆腐とチーズの中間のような。
・鯵さつま揚げ
薄めの香ばしさを特製だれで。
蕎麦前二品目は時間のかかるもので時間差作る。
「出汁巻き」¥750
固まるギリギリまで出汁を入れて、かつ出汁自体も
かなり繊細なものでした。
しかも備え付けの醤油も無し。
まるで自分の舌を試されているよう。
三品目、蕎麦は迷った末に"冷たいそば"から
「九条ネギと刻みきつね」¥1200
熱汁につけるのかと思ったら冷やがけ。
ほんの少し塩分強めの汁に練り梅がアクセント。
蕎麦は10割で香りが立つ。
細目に仕立て、硬すぎずブツ切れでもない職人技。
噂にたがわぬ良い蕎麦です。
食べてる途中で蕎麦湯が登場。
流行りのポタージュ系で湯桶が詰まり気味。
湯呑付きだけど、冷やがけ汁を移す匙が欲しかった。
しょうがないので交互に飲んでみた。
昼営業はもうすぐ終わりの時間のはずだけど、
お客は続々と現れ、客層もバラバラ。
地元にちゃんと評価されているって事か。
やっぱり日本酒(当然"しらかめ"で!)があれば
格段に世界が広がるだろう…羨ましい。
東京都世田谷区経堂1-27-13
03-3420-1988
11:30〜14:30、18:00〜20:30
おまけ。
駅に戻る途中で「FINETIME COFFEE ROASTERS」に。
フレンチプレスでは出せない雑味の無い切れのある味!
最近はどこのカフェも深入りのロースト出す店が多いが、
ここの豆(飲んだのはキゴマ)は超好みの浅煎りで
酸味が立ったクリアな味で、他の豆も2種購入。
これは通うわ…