手打蕎麦むら岡

11月にしては暖かい土曜日。
当初BBQの予定が諸般の事情で延期となり、
それならば蕎麦でも…と、U氏に誘われ
百草園に。
ずっと気になっていたむら岡ヘ。


土地勘のあるU氏の案内で
GoogleMapに載っていない道へ。
これが結構な上り坂。
神社の参道も急勾配。

ほぼ登山!なノリでやっと住宅地に抜ける。
少し下っていくと…ありました。
今日は席を13:00予約してあったので
結局定刻通り。


店内は全てテーブル席か。
普段はいつも満員で、飛び込みは難しいとか。


優しい午後の光が差す、奥の席へ。
メニューを見ると韃靼蕎麦押しか。



壁にも興味深い季節メニューが。
とりあえず私はノンアル。
U氏は三千盛の常温…は無くて、冷やで。


本日のおすすめからつまみを二品。
「地のりの天ぷら」¥300

ドーナツ?状の海苔天は香り命。


「牡蠣の磯辺揚げ」¥600

衣厚めで中はふんわり。
そういえばU氏とは新横浜の牡蠣小屋で
腹いっぱい食い放題してたなぁ。


蕎麦は迷った挙句
いつもの「鴨汁せいろ」¥1650

旬ですし…年中食べてるけど。
蕎麦は二八の良いおそば。
早く来れば限定の10割蕎麦や
更科との二色そばもあるらしい。


U氏は未経験の「韃靼そば・そば汁」¥850

¥100プラスでくるみ汁が選べる。
まぁせっかくの韃靼そば独特の香り味わうには
くるみ汁は強すぎる気がする。
独特の黄緑色の蕎麦は好みが分かれる所。


蕎麦湯はあっさり普通の蕎麦のゆで汁。


まだ腹に余裕があり、追加注文。
私は「そばがき揚げ出し」¥600

鰹の衣に土佐醤油仕立て
…ではなく餡かけだった。


これが無いと…「だし巻き玉子」¥700

ゲタに乗せられた卵は薄味であっさり。


U氏の追加はシンプルに「かけそば」¥850

どうやら韃靼そばがお気に召さなかったか。
日本酒にはいい塩梅だろう。


デザートは「そばがきの黒みつがけ」¥300
「そばがきの桜巻き」¥300

そばがきがかぶってしまった…
どちらも朴訥な味。



気づけば我々が一番最後。
窓の外では店内にいたおばあちゃんが
材料を摘みに庭を歩いてる。
ゆっくりのんびりな店の空気が
一番の人気の所以なのかな。
日暮れ前に百草園の紅葉でも見に行くか。


東京都日野市百草515
042-592-1257
11:30〜15:30、夜は要予約