京都鴨そば専門店 浹(あまね)

今年も仕事納めの快晴の午後。
毎年恒例の平日蕎麦締めはいつもと違う店を開拓。
思案の末、雑誌で見た「香箱蟹」が食べたくて、
新横浜から日本橋へ。

「香箱蟹」の詳細は
November 21, 2016 Amane Blog


時間的に蕎麦前は無理か?
せめて蟹だけでも…と願いつつ、麒麟の前を通る。


途中「手打蕎麦むとう」の前を通るが13:30には
既に閉店?年末ランチはやってなかった?
嫌な予感…


で、目的の「浹」です。

ゆとりのある明るい店内。
関西だしに京野菜湯葉の一品料理、そして鴨蕎麦。
そして冬のお楽しみは「鍋」と「蟹」!
うどんすきもいいけどね。


などと昼営業時間に間に合って浮かれていたら、
ランチメニューが2頁で終了?
えっ?蕎麦前は?俺の「蟹」は?


笑顔の店員さんに「…あの、香箱蟹は?」
「すいません、夜メニューなんですよ〜。」
と会えなく玉砕。


ショックを隠しつつ、メニューの
「鴨そば(温)」¥980を注文。

たっぷりの九条ネギに鴨の弾力の強いもも肉。
そして想像通りの昆布強めな淡い関西だし。
いいバランスです。
途中から七味ではなく山椒を振って食べると
味わいが鰻のように変わって面白い。
あぁ、この横に「香箱蟹」があったなら年も収まるのに。


食べ終わるといつの間にか他の客は1組だけ。
ふと厨房を見ると、今まさに「香箱蟹」の仕込み真っ最中。
目の前にあるのに食べられないなんて…


支払いの際、「あれが食べたくて来たんですが…」
「ぜひ次回は夜にお越しください」と笑顔で返される。
横浜から平日夜は来づらいんだよなぁ。
一品料理も気になるから来るだろうけど。


東京都中央区日本橋小舟町4-10大宮ビル1F
03-6206-2853
11:00〜14:30、17:30〜22:30