手打蕎麦 おざわ
ゲリラ豪雨の金曜をやり過ごして三連休の初日。
午前中から浅草まで出かけて、いい具合に空腹。
浅草寺の喧騒を通り抜け、かっぱ橋方面へ。
今半と迷った末、「おざわ」です。
まるでヴィンテージ・ジーンズのように
ところどころ藍色が剥げてる入り口からは
あまり蕎麦屋っぽくない雰囲気。
時間も昼過ぎでテーブルほぼ満席でした。
店内はさすがにボロボロという事もなく、
狭めだけど落ち着いた内装です。
こちらは“ほうとう”のような太打ち麺が有名。
フロア一人で切り盛りしているのは女将さん?
てきぱきと動いてよく目が行き届いています。
メニューはかなり絞っている印象。
昼は天婦羅類やっていないのががっかり。
(穴子天が食べたい気分だった)
その代わりに鴨類は夜八時まで?
でも鴨焼きは夜のみ??よくわからん。
結局今回はつまみは頼まず蕎麦のみで。
連れは「山の芋ざる」¥1100
とろろ芋ばかり食べてる人です。
こちらは通常の細打ち蕎麦。
盛りも十分。
感想を聞いてみたが普通の反応。
…夏だから?
時間をおいて登場は私が注文した
「胡麻汁そば」¥950を頼む。
胡麻と胡桃の香り高いつけ汁。
蕎麦はあえて太打ちではなく粗挽き。(¥50追加)
太さ的には志な乃の太打ちくらいだけど、
とにかく固い!すすりづらい!
十割だからとはいえ、ちょっと残念。
蕎麦湯を頼むとポットで供された。
予め用意してあったのか。
冷めないし、いちいち汲む手間を省けるけど、
道具街なのに湯桶じゃないのは寂しい。
気づけば家族客が並んでる状態。
でも、あまり子連れには向かない気もする。
太打ちは茹でるのも時間かかるし回転悪くなる。
この席数が限界なんだろうな。
夜、つまみと日本酒で使うのが正しい。
そんな蕎麦屋でした。
東京都台東区西浅草2-25-15
03-3841-6450
11:30〜14:30、17:30〜20:30