潮(USHIO)

12月は蕎麦屋開拓失敗続いてたので〜
間違い無い国分寺の潮に何年かぶり。

まだ開店前で。

ほどなく開店。本日の蕎麦は茨城産。

店の作りは数寄屋ベースで店主の実家の土蔵を組み込んだり凝ったもの。

店中にある木彫も店主の手による。

和食出身の店主の、和食に止まらない興味の発表の場です。

メニューに無いお勧めから。
まずは「うに豆腐」

汲みたて大豆の香るcreamyな豆腐の下に、濃厚なウニが！

さらに「カワハギ薄造り」

湯引きと肝の食感の違いも確めつつ、紅葉おろしポン酢で。

こちらは定番メニュー「玉子焼き」

出汁の加減が和食料理人の真骨頂。

「牡蠣の茶碗蒸し」

具は牡蠣のみだけど、すりおろして使い、かなりパンチの効いた濃厚さ。

そして蕎麦。

「鴨汁そば」は他では見ないような濃厚さ。
かなり長時間煮込んでるみたいだけど、鴨肉はパサついてない。

蕎麦は喉ごしよく香りも繊細。

連れは「あなごそば」

肉厚あなごの白焼きが丼からあふれる！
汁の加減も絶妙。

蕎麦湯はポタージュ系。

店主と話が弾み、これも裏メニューの「ガトーショコラ」

蕎麦屋のメニューとは思えない、ベルギーチョコをふんだんに使った驚く完成度。

その前に出して貰ったモンブランの土台のメレンゲも、ナッツが効いた香ばしい味！

この探求心の広さと深さ。
"蕎麦一筋"とは違うからこその店主の世界なんだろう。

訪れた方は、是非メニューを見る前に"本日のお勧めは？"と確認してください。

東京都国分寺市西元町2-18-11
042-359-2898
11:30〜14:00、17:00〜21:00